10年ほど前から気になっていた看板 今も古多糠という古い市街地区画に立っていた
この案内板の位置は 図の丸い「古多糠市街」の印の右上ということになる
中央を縦に描かれている基線道路沿いに 境商店と簡易郵便局や小中学校があるが 地図に表示されている位置とは違うようだ 移設されてから描き直されていないのだろう 歴史的にはそのほうが面白い
文字もかなり見えにくくなっているが 幸い10年前とあまり変化はない 日陰を向いているからだろう
裏を見ると電信柱を再利用しているようである。 基線道路のGPSでの方位は264度
平坦でありながら国後島も見え、斜里岳をはじめ周辺の主要な山頂がほぼすべて見える位置は測量の基点としては理想的な場所だったのだろう
基線道路の方位は予想どおりであった 当時の6度の偏差を勘案すると正確に磁方位の東西となっていた
わけだ
地図の下方向は 金山スキー場や望洋台方面 行きたいが もっと天気の良い 見通しのきく日に行くことにしよう
ちなみに 下の写真は10年ほど前に 古多糠で写したもの 今回探したけれど見つからなかった