伝成館の3階の塔屋部分の屋上から撮影 (ラボ時空間)
永年のテーマ
農事試験場から見えたという国後島の北部にある爺爺岳の頂上を、極寒の早朝に撮影に成功しました。
かつて明治中期に殖民地の区画をするための測量をする際に目標にしたのではないかと推測している頂上が、このとおり見えるのです。
当時は、建物や防風林はなく、疎林の向こうにどこからも見えたものと思われます。
一番近い泊山と中間のメンデレエフの飛行場に近い羅臼山が重なって見えていて、その向こう、左側にあるのが爺爺岳1845mです。
写真には手前に屋上のてっぺんの避雷針と張り線が写っています。
360度パノラマ写真を写したときには、国後島はほとんど見えていませんでした。